そして私は生き残った〜12年間のいじめと沈黙〜
2026/01/30
木村直子 (著)
小学校四年生のとき、池田秀一先生が、新卒でクラスの担任になった。
ある日、先生は私を屋上に呼び出し、こう言った。
「木村は、なんで自分がいじめられると思う?」
続けて、こうも言った。
「いじめられる木村に、原因があるんじゃないかな?」
当時の私には、その言葉の意味が分からなかった。
ただ、うなずくことしかできなかった。
大人になった今なら分かる。
あれは、子どもを守るための問いではなかった。(本文抜粋)
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